ハウスメーカーとの契約のタイミングは?【消費者主権で最後までかけひきを】
ハウスメーカー数社との打ち合わせが進み、最後は当然1社に決めます。
予算、図面、付加価値、営業マンの雰囲気など、様々なことを総合的に判断して、いざ契約へ!
ハウスメーカーと契約するときの、注意するポイントや意識するポイントについて
経験をもとに記事を書いています。
下の1~6をクリックしたらその記事(ページ)に行けるので、合わせてお読みください。
3.ハウスメーカーとの契約のタイミングは?⇦今回はこのページです。
かけひき
ちょっと待った!
例えば、ネットでカメラを買うときのことを考えてください。
検索して最初に出てきた商品をいきなり購入しませんよね?
その商品の仕様やデザイン、価格や口コミなど、
色んな商品の、色んな情報を、比較してから購入しますよね?
ネット上では、基本的に一人で「かけひき」をしているわけです。
家だって同じです。
今までやってきたことは、まさに「かけひき」です。
ただ、少しだけ違うのは、
ネットで商品を比較しているときに、「そろそろ購入してくれませんか」とは言ってきません。
相手が人間の場合は、「それ」があります。
そのとき、ついつい押し負けてしまい、「ハンコ」を押してしまう人がいます。
そこは「ちょっと待った!」です。
消費者主権
「消費者主権」という言葉を知っていますか?
「商品の売買における選択権や決定権は消費者にある」という意味です。
とはいうものの、断り方次第では、営業マンのモチベーションを下げてしまいます。
これは、今後の展開上いいことはありません。
例えばA社から
「提案できることはすべてしました。できれば契約してくれませんか」
と契約を迫られたとき
「A社を気にいってはいますが、B社やC社との話も、まだ終わっていないので」や
「決めたいが、少し迷っている。申し訳ないけれど、もう少し考えたい」など、
可能性を残しながら、契約を伸ばした方が得です。
ここで、A社が値下げやグレードアップなどを提示してくれる場合もあります。
「消費者主権」のもとに「選択権・決定権」を上手に使って「かけひき」を!
②契約
ここまで、時間をかけ、色んな場所に行き、「かけひき」をしてきました。
ついに契約です!
契約において気を付けたいこと
全社との打ち合わせを終えておきましょう。
まだ、D社とは最終段階まで話せてないない。というような状態でA社と契約とならない方が良いです。
(D社に全く興味がなく、時間の無駄というなら話は別ですが)
全社との最終打ち合わせの最後に、
「持って帰って考えて、こちらから連絡します。」と伝えておきましょう。
契約の意思は電話で伝えましょう。
いよいよ、最終決定です。
提示された図面や見積書などを見比べ、しっかり家族で相談しましょう。
決まったら、一応順位をつけておきましょう。まあ一応です。
そして購入を決定したハウスメーカーの営業マンに電話です。
電話をかけたら、契約の意思を・・・まだ伝えません!
電話をかけたら、最後の値引き交渉です。
「とても気に入っているが、予算が少し気になる。」
「もう少しだけどうにかなりませんか?」
ここで「いくらなら大丈夫ですか?」
と聞かれたら、少し多めの値引きを求めましょう。少しだけです。
(実際ここから数百万の値引きは無理と思います)
もし「少し待ってください。」「本社に相談させてください。」
となったら、他社には連絡せずに待ちましょう。
その後、提示された内容で納得ができたら、ついに契約です。
契約事項はしっかり聞いておきましょう。
契約が決まったら、ハウスメーカー事務所で契約です。
家電やおもちゃを買うわけではありません。
きちんと契約に関する説明を聞きましょう。
わからないことは遠慮なく質問しましょう。
契約後にトラブルにならないようにするためにも
ここは、きついですが、すべての契約内容を把握しておきましょう。
アフターサービスや保険のこともきちんと確認をしておきましょう。
すべて納得したら「ハンコ」を押しましょう。
③まとめ
マイホーム購入は人生最大の買い物だからこそ、人生最大のかけひきをするべきです。
あくまでも「消費者主権」を念頭に置いて、あくまでも買う側が主導権を握り
あせらず、冷静に、納得のいく形で契約をしましょう。
次のページは「施主支給の活用を!」です。
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