【マイホーム購入のすすめ】マイホーム購入のデメリットとその解決法
我が家は10年ほど前にマイホームを購入しました。
人生最大の買い物です。完成後に絶対後悔したくない!
ということで情報収集や見学、打ち合わせをかなり重ねました。
そしてマイホーム完成!
後悔や不満なく家族4人で暮らしています。
ただ「家」にはまってしまって、完成後も住宅展示場や実例見学会に行ったりしています。
その経験の中で考えたことや学んだこと、収集した情報などをブログで紹介しています。
今回は【マイホーム購入のすすめ】マイホーム購入のデメリットとその解決法です。
少しでも「家を建てようかな~」と思っている方の参考になれば幸いです。
いつ建てる?
「今でしょ!」
家族を持って「アパート暮らしもそろそろな~」「でも家は高いしな~」と迷っているうちに十数年・・・
という人の話を聞くことがあります。
人生は一度きりです。思い切りが大事です。
「いつ建てる?」は「今でしょ!」(古くてすみません💧)
というのは無責任すぎるので、ここで計算です。
住宅ローンシミュレーション(例)
下は、もし住宅ローンを4,000万円としたときの返済例です。(頭金なしの元利均等で計算しています)
(例1)月8万円の返済で35年ローンを組んだ場合
返済金利 タイプ | 金利 | 月 | ボーナス (年2回合計) | 総返済額 | 備考 |
固定金利 | 1.5% | 8万円 | 48万円 | 5,000万円 | 金額はすべて「約」です |
変動金利 | 0.6% | 8万円 | 30万円 | 4,300万円 | 金額はすべて「約」です |
(例2)月10万円の返済で25年ローンを組んだ場合
返済金利 タイプ | 金利 | 月 | ボーナス (年2回合計) | 総返済額 | 備考 |
固定金利 | 1.5% | 10万円 | 66万円 | 4,700万円 | 金額はすべて「約」です |
変動金利 | 0.6% | 10万円 | 54万円 | 4,300万円 | 金額はすべて「約」です |
(例3)月15万円の返済で25年ローンを組んだ場合
返済金利 タイプ | 金利 | 月 | ボーナス (年2回合計) | 総返済額 | 備考 |
固定金利 | 1.5% | 15万円 | 8万円 | 4,700万円 | 金額はすべて「約」です |
変動金利 | 0.6% | 15万円 | 0円 | 4,300万円 | 金額はすべて「約」です |
上の表を見てどう感じますか?
今の家賃はいくらですか?
例えば2LDKのアパートに家族で住んでいるとして
都市部なら20万円以上、田舎なら10万円以下など居住地で大きな違いはあると思いますが
家賃は払い続けても、何も自分の所有物にはなりません。
10万円の家賃を払い続ければ、年間120万円。50年間で6000万円です。
一方、マイホームを購入した場合、当然ですが家は自分の所有物(財産)となります。
我が家は、家賃を支払い続けるよりも、家を建てることを選択しました。
何より、自分たちの思い描く「家」や「庭」を持てることへの期待が高まったことが
「賃貸」より「持ち家」を選んだ大きな理由でした。
※住宅ローンシミュレーションをもっと詳しく(こちらをclick)→🔎住宅金融支援機構HP
マイホーム購入のデメリットとその対処・解決法
デメリット①ローンを返済し続けなければならない。
当たり前ですが、ローンを組めば長年に渡って返済し続けなければなりません。
ローンを組めば、利子がつくので、4000万円借りた場合は5000万円近く返済することになります。
我が家がマイホーム購入時点で夫は35歳でした。
35年ローンなので70歳までローンを背負うことになります。
これを聞くと「え~!?」となるかもしれませんが、ちょっと待ってください。
「繰り上げ返済」というものがあるのを知っていますか?
最初予定していた返済計画以外でも、まとまったお金があれば、返済できるのが「繰り上げ返済」です。
貯蓄に余裕ができたり、退職金が入ったりすれば、まとめて「ド~ン」と返済することも可能です。
しかも、早めに返済すれば総返済額も少なくなります。
また、20年前より10年前、10年前より今の方が金利はかなり下がってます。(10年前の半分ぐらい)
これ以上金利が大きく下がることは考えにくいところまで下がっています。
更に今の住宅ローンにはがん保険がついていたりもします。
(金利はおおよその利率です。金融機関によって差もあり、変動の場合はもちろん上下します。)
そして、前述したように、賃貸でも長生きすれば長生きした分家賃は上澄みされるわけです。
我が家の場合は、変動金利なので購入時より若干金利は下がったし、繰り上げ返済も視野に入れたので
「まあどうにかなるか」と楽観的に考えています。
デメリット②固定資産税や修理費などの維持費がかかる。
固定資産税について
土地や建造物などを持てば、固定資産税がかかってきます。固定資産税とは評価額×約1.4%の金額です。
つまり評価額が2000万円なら、固定資産税額約28万円となります。
これを聞くと「え~!?」となるかもしれませんが、ちょっと待ってください。
以下を見てください。
- 評価額というのは建物の価値です。古くなれば原則下がっていきます。
- 評価額というのは購入額ではありません。購入額よりも低い(60%程度)です。
- 認定長期優良住宅などには固定資産税の減額措置があります。
- ローンを組んだ場合は、住宅ローン控除があります。(2022年改正で控除率0.7%、最長13年間に変更)
以上のことを踏まえると、固定資産税を毎年丸々納めるわけではないということです。
固定資産税を詳しく知りたい方は総務省HPをご覧ください。
修理費について
自分の財産を持つ以上、当然修理費は必要になります。
子どもが壊すかもしれませんし、台風で被害が出るかもしれません。
壁や瓦など修理するとなると結構な金額になります。
これを聞くと「え~!?」となるかもしれませんが、ちょっと待ってください。
ハウスメーカーや工務店で家を建てた場合
その商品のメーカー保証とは別にハウスメーカーや工務店の保証があります。
また、アフターサービスというものがあります。
ものにもよりますが「〇〇年間は全額補償します」などもあります。
※アフターサービスについてはこちらのページをご覧ください。
つまり、会社やものにもよりますが、すべて自己負担というわけではないということです。
デメリット③近所づきあい
「持ち家」になれば、当然近所づきあいが必要になってきます。
自治会の話し合いや地区のイベント(清掃デー、祭りなど)があったりもします。
もしかしたら、隣人トラブルがあるかもしれません。
これを聞くと「え~!?」となるかもしれませんが、ちょっと待ってください。
もともと自分が所有している土地に建てるなら、近所のことはある程度わかっているはずです。
新たな土地に建てる場合は、事前に行った聞いたりして調べられるはずです。
「さあ家が建ちました!!」で初めてそこに足を踏み入れるなら話は別ですが・・・
きちんと事前に情報収集をして、周囲の状況や環境を把握した上で家を建てれば安心です。
まったく知らない土地でも、住宅業者に聞いたりネットを活用すれば、ある程度は把握できます。
そもそも近所づきあいは、協力したり、相談したり、子どもが遊んだり
仲良くなれば一緒にBBQなどメリットもたくさんありますよ。
損しないための情報
マイホーム購入は、コンビニでジュースを買うのとは訳が違います。(当たり前ですね、すみません💧)
何が言いたいのかというと
マイホーム購入の場合は、ハウスメーカーや工務店との打ち合わせがあります。
この打ち合わせのやり方次第では、同じ家を建てたとしても、間違いなく「違い」が出てきます。
打ち合わせをいかに有効活用するかが、マイホーム購入で最も重要となってきます。
下の記事に打ち合わせや契約、アフターサービスなどについて書いているので
興味がある方は是非をご覧ください。
まとめ
【マイホーム購入のすすめ】を最後まで読んで頂きありがとうございました。
マイホームは本当に人生最大の買い物です。だからこそ、絶対に後悔はしたくないものです。
「マンションがいい」「賃貸がいい」という人も当然いると思います。
ただ、もし「一戸建てが欲しいけどな~」と迷っているのなら
是非、マイホーム購入に向けて一歩踏み出すために
最初は冷やかしでもいいので住宅展示場へ行くことをおすすめします。
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