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全国旅行割(全国旅行支援)いつまで?割引内容や条件は?詳細を簡単に解説!

2022-10-01

このページについて

2022年9月26日に発表のあった「全国旅行割(全国旅行支援)」について

実施期間や割引内容、対象条件などに関して、わかる内容を記載しています。

46道府県で10月11日にスタートしました(東京都は10月20日スタート予定)

詳細は各都道府県のHPで確認してください。

新型コロナウィルスの蔓延防止のため、3密回避やマスク着用などの行動規制が始まり約2年半

次第に様々な規制が緩和されていく中、岸田総理が9月22日の会見で

「水際対策の緩和や全国旅行割について、10月11日に開始する」と表明しました。

ここでは、全国旅行割について簡単に紹介したいと思います。

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全国旅行割とは?

全国旅行割とは、全国を対象とした観光需要喚起策です。

要するに、コロナウィルスのせいで低迷した経済を何とか活性化させようという政策です。

以前にも、Go Toトラベルや県民割などありましたよね?

この全国旅行割、本当は2022年7月開始予定でした。

しかし、コロナウィルスの感染拡大が原因で延期となっていました。

次第に感染状況に落ち着きが見られてきたので

「よし、全国旅行支援(全国旅行割)を10月11日に開始するぞ!」

となったわけです。

ただ、実施については「各都道府県の判断」となっていて

46都道府県は10月11日開始に向けて準備を進めていますが

東京都は10月20日開始となっています。

つまり、東京地へ旅行に行く場合は10月20日からの割引となるわけです。

(都民割や県民割、その他クーポンなどについては各自治体HP等でご確認ください)

全国旅行割は何がどう割り引かれるの?

気になる全国旅行割の具体的な内容です。

「各都道府県の判断」となっているので、あくまでも基本ベースですが

割引内容

①1人1泊につき旅行代金最大40%の割引

・交通(航空・バス・鉄道など)+宿泊   →割引上限8,000円(1人1泊あたり)

・交通を含まない宿泊ツアー、日帰りツアー →割引上限5,000円(1人1泊あたり)

②土産店や飲食店で使えるクーポン券の配布

・平日 →最大3,000円

・休日 →最大1,000円(宿泊日とその翌日が両方とも「土曜・日曜・祝日」である場合とされています)

※(例)家族4人(大人2人子供2人)で平日2泊3日100,000円の北海道ツアー(飛行機含む)に行ったとき 

①旅行代金割引

1人につき1泊8,000円×2泊=16,000円→家族4人なので16,000円×4人=64,000円

64,000円が割引され支払いは36,000円。

②クーポン券配布

平日1人につき1泊3,000分×2泊=6,000円分→家族4人なので6,000円分×4人=24,000円分

24,000円分のクーポンが配布される

つまり、家族4人で88,000円分のお得となります。

※子どもは対象者に含まれると見られています。子どものワクチン接種等については都道府県HPでの発表をお待ちください。

注)観光庁は、都道府県向けの通知で「実質的な負担が0円を下回らないことを求める」としています。

(確かに、以前は、割引とクーポンを組み合わせて、実質負担0円を下回っている人もいましたね)

実施期間

◆10月11日(東京都は10月20日)~12月下旬(多くの自治体が12月20日まで

となっています。




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全国旅行割を受けるのに条件はあるの?

では、全国旅行割の利用条件ですが、

対象者

◆日本居住者

必要なもの

◆本人と確認できる書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)

◆ワクチン3回の接種証明またはPCR・抗原検査による陰性証明

注)条件は以上のようになっていますが、詳細は都道府県HPでご確認ください。

まとめ

最後まで読んで頂きありがとうございます。

全国旅行割について簡単に説明させてもらいました。

専門家の意見を聞くと

「時期尚早、準備が間に合わず混乱する。」や「この政策は、コロナの再拡大につながる」

という意見もあれば

「停滞した日本経済を活発にするには、重要な政策だ。」や「コロナ対策よりも経済対策を重視するべきだ。」

という人もいます。

私たちは、何を信じてどう行動すればいいのか、正解はわかりません。

コロナが拡大していくのも嫌だし、コロナ、コロナの制限につかれたのも事実です。

今の時点で正直思うことは

「できるだけの感染対策をして、この全国旅行割にあやかりたい。」

ということで、早速予約しようと思っています。

みなさんも、この全国旅行割を活用するなら、早めに予約しないと埋まってしまいますよ!



追記

10月14日追記

全国旅行割の予算は国費でまかなうことになっていて、「Gotoトラベル」予算の一部5600億円と、「県民割」予算の3300億円の残額をこれにあてます。

観光庁は47都道府県に配分額を提示していて、都道府県はこの予算を旅行会社や宿泊施設に配分し、各事業者はその予算で商品販売をします。

しかし10月11日の開始直後から予約が殺到し、すでに予約受付停止になった旅行会社や専門サイトが続出しています。

事業者の中には、不公平さを訴える声もあります。また、早くも12月20日までの期間を延期するように求める声もあがっています。

観光庁は、都道府県に対して、事業者ごとの配分を見直しを求めると同時に、国費追加の可能性も示唆しています。

テレビやネットでの情報に注視しておかないと!

恩恵を受けないうちに終わってしまったら悲しいですもんね。

※東京都はGoToイートを10月26日に再開すると発表しました。食事券購入でプラス25%分のお得になります。(1万円分の購入で1万2500円分の食事ができます)

※大阪府はすでに10月12日から、30%得するプレミアム食事券(1万円分の購入で1万3000円分の食事ができる)の受付を開始しています。

10月29日追記

いよいよ東京都も10月20日にスタートしました。

しかし、多くの混乱を招いています。

予約殺到で受付停止

前述したように、開始直後からの予約が殺到し、受付が停止してしまった旅行会社や専門サイトが続出しまいました。

しかし、その後次月分の予算を追加したり、予算配分を変更したりしている都道府県もあります。

一度予約受付停止になった旅行会社や専門サイトでも、再開したところもあります。

また政府による、延長を含め予算の追加もあり得るかもしれません。

サイトなどを見て「停止」となっていても、あきらめずに注視しておきましょう。

便乗値上げ

旅行割がスタートし、需要が急激に増加したことで、宿泊費を値上げしている例も見られます。

需要と供給の関係からすると当然のことかもしれませんが・・・

これに対して、斉藤国土交通大臣は便乗値上げを慎むように求める発言をしています。また、観光庁は各都道府県に対して「登録取り消し」も含めて対処するように求めています。

12月5日追記

政府は11月25日に、12月20日宿泊分までとなっている全国旅行割(全国旅行支援)を12月27日宿泊分まで延長し、更に年明け以降についても、内容を見直して継続すると発表しました。

年明け以降の具体的な内容について、現行の内容と比較してまとめました。

内容現行(2022年)年明け以降(2023年)
実施期間12月27日まで感染状況を見て決定
最大割引率40%20%
割引上限(交通付宿泊)8000円5000円
割引上限(その他日帰り等)5000円3000円
クーポン券(平日)3000円2000円(電子)
クーポン券(休日)1000円1000円(電子)